1月16日 SOWAのブラウスを着ておもうこと
働きはじめて、東京で暮らしてるのもあって、サンプルセールやフリーマーケットで今まで憧れてたけどなかなか買えないブランドのお洋服を手にすることが増えた
それはわたしにとってはめっちゃ嬉しいことで、お得にいいものをゲットできて最高!とおもいつつ、服を売る側から考えたときには正直言って正しい買い方ではないなーとも思う
わたしのお店でも、セールでしか買わない人のことは顧客として扱わないし、ヤフオクで買ったのよ!とかリサイクルショップで買ったわ!と言ってくるひとがいると(まれに自慢げにスタッフに言ってくるひとがいる)まあまあ不快です
立ち上がりのたびにお店にきて新しいものを発売順に買ってくれて丁寧に昔のも合わせて着てくれるお客様のことはこちらも大事にしたいと思う
ミュージシャンはyoutubeで見ました!って言われてもよろこばないし漫画家にブックオフで買いました!って言うのは失礼すぎるしアイドルのコンサートのチケットをチケキャンで買ったって本人には一銭もはいらない
そう考えると、わたしだって正規の取り扱いのセレクトショップや百貨店でプロパーで買うのが正解だとおもう
でも、わたしがそのお洋服に出会った時のドキドキとか着た時のハッピーな気持ちはホンモノなわけで
買うという行為は簡単なことでも、その先でお金がどうなっているか考えるとけっこう複雑で、どこで買うかも重要で、「この百貨店でこのブランドの服を買う」という行動は「ここで買う人がいるということはこの百貨店にこのブランドを置いておかなければ」と思わせられるわけで、正規で買えばそうやってちゃんとその先につながる
というわけで「ああ今回は安くで買えたけどつぎは正規で買えるようにがんばろう…」と今日も仕事にむかうわけです
この冬買ったお洋服がぜんぶお気に入りなので眺めてホクホクしています(クローゼットには入らないから止むを得ずカーテンレールにかけてる)
おわり